【インドM1-H】法要までの建墓、諦めないで!【中国1218】
杉並区荻窪の石材問屋・大徳石材工業の大代(おおしろ)賢太郎です。
今日の東京は雨が降っていることもあって季節外れの寒さですね。
この寒さで、私たち夫婦が飼っている文鳥も小さな身体を膨らませていました。
※文鳥は寒さを感じるとこのような行動をします。もちろん暖房で調整を行っております。
さて話は先月に戻りますが、9月14日にお得意先の石材店様から
「外柵を中国1218、洋型と墓誌をインドM1-Hで建墓を希望されているお施主様がいらっしゃるんだけど四十九日法要が10月10日なんです…。これから契約なんだけど間に合うかな?」とご相談をいただきました。
この時点で法要まで1ヵ月を切っています…。
これから中国工場に発注したとしても石材の入荷は10月5日頃。しかもこの時期は台風で入荷が遅れる恐れもあり、通常でしたら国産の石種への変更や法事を延期していただくなど対処をお願いすることになると思います。
しかし当社の国内取引先工場でインドM1-Hと中国1218の原石を所有しているという情報がありましたので、「どうしても法要に間に合わせたいとご希望であれば国内加工でも作成できますよ」とご提案させていただいたところ無事、契約となりました。
そして出来上がった洋型がこちらです。
いかがでしょうか?石目も整っていてM1-Hの特徴である緑が映えるとてもキレイな石で入荷しました。
しかも国内加工ですので、亀腹加工などの精度も抜群です!
※工場に引取に行った翌日に配達するタイトなスケジュールだったため、台石は別撮りとなりました。
もっと近くに寄った写真をご覧いただくとわかりますが本当に石目が細かくキレイです。
同時に中国1218の外柵も入荷しましたが、こちらも良材でした。
文字や花の彫刻までお任せいただいたいので、最後までバタバタとしましたが石材店様も無事施工されたようで、何とか法要に間に合わせることができました。
このように通常では諦めざるを得ないことでも極力、石材店様やお施主様のご希望に沿えられるように日々、取引先工場や商社様と情報交換することで連携できるのも問屋の強みだと私は考えていますし、これからもネットワークを拡げる努力していきたいと思います。
このブログをご覧になった国内工場の方から「こんな原石を持っているんだけど」や商社様から「この石塔の在庫があるから何かのときには使ってほしい」などの情報もお待ちしております。
また石材店様からは細かなことでも、ご相談いただければ精一杯努力させていただきますので、ぜひ何かの際には下記までご連絡いただけますようお願いいたします。
石材問屋・大徳石材工業株式会社 大代賢太郎
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